2012.05.18
雄勝町で、ウニ漁がスタート
雄勝町大須で、ウニ漁がスタートしたとの記事が、5月17日(木)の石巻かほくに載っていました。
大須では、100隻ほどあった船が、震災の影響で40隻となり、15日に行われた漁では、3隻の船に7人の漁師さんが乗り込み、共同で漁をしたそうです。
ウニ。
ウニ漁が盛んなこの地域。
我が家でのウニの出現率に関してなのですが、震災前は割りと高く、直径20センチくらいの
「プラスチックの黄色い小さいタル」にむいた状態のウニがギッシリ入って届くこともしばしば。
それをご飯にかけて自作ウニ丼を作ってみたりするわけです。
それから庭にばら撒かれたウニの殻とかあさりの殻とか牡蠣の殻とか、(踏んで粉々にするみたいだけど、今でもなぜ庭にばら撒くのか真意はあんまり分からないです・笑)
女川では結構あるあるの光景だったりするのですが?
さて、私のウニの思い出と言えば!
女川町江島での出来事。
ジュニアリーダーサークル「うみねこ」に所属していた高校1年の夏のこと。
例年、女川町では、ジュニアリーダーが引率し、インリーダーという町内の小学5年生・小学6年生と江島で2泊3日の合宿をするイベントが夏休みに行われていました。
その年、江島のおばちゃんたちは子供たちのためにといろいろ用意してくれました。
その中でウニの食べ放題というか、カゴに山盛りのウニが・・・
炭火で焼いていただくというものでしたが、子供たち結構な割合でウニが苦手らしく、食べてくれませんでした。
好きな子は沢山食べてくれたんですけどね。
それで、たくさんあるウニをただひたすら、ジュニアリーダーで独占!「これでもかっ」と、いうくらい食べまくったという思い出があります。
島のおばちゃん、おんちゃんたちの優しさがつくづく感じられるエピソードでした。
女川の「ほら、こいづ、け!(これ食べなさい)」
「あがいん、あがいん」
女川の人は、人にご馳走するのが好きなのでしょうね。
この心意気、これからも無くならないで続いていくといいなと思います。
ちなみに、女川町でウニを現在扱っているところは、片倉商店さんと佐藤水産さんなどです。
今年は、海草の育ちもよくウニのえさが豊富なため身もぎっしりだそうですよ。
まずは、ウニ漁のスタート、またこの近辺であがったウニが食べられるというニュース、とてもうれしいですね。
(ディレクター・宮里)