女川さいがいエフエム 79.3MHz:臨時災害放送局

「女川の町に正しい情報と元気を届ける放送を がんばっぺ女川」を合言葉に、毎日放送を行っています。

臨時災害放送局女川さいがいFMの活動に
ご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

先日、予定金額を達成いたしました。
ありがとうございました。
詳細報告は追って記載致しますのでよろしいくお願いいたします。

女川さいがいFMでは放送を継続していくための運営費を、
ひろく全国の皆様からの寄付によって賄っています。

運営費用をご寄付いただける方は、以下の受付口座までお願いいたします。

※まれに、スタジオまで直接現金などをお送りいただいたり
直接お持ち込みいただく場合がありますが、
直接の送付や持ち込みはご遠慮いただきますよう、お願いいたします。

なぜ寄付が必要なのか?

女川さいがいFMは、町出身で現在東京で会社員をしている
代表の松木達徳の呼びかけのもと、
町内の有志と東京で支援しているボランティアによる
任意団体が企画・運営している放送局です。
(免許自体は女川町が取得し、そこから運営委託を受けている形となります。)

女川さいがいFMをはじめ、東日本大震災の被災地では
今も9局の臨時災害放送局が
それぞれの地域に情報を届けたり、地域社会を維持していくために放送を続けています。
しかしながらこうした臨時災害放送局には
国からの公的な補助金はなく、開設した地域の自治体では
他の復興予算などから流用するなどして負担するか、
日本財団や赤い羽根の中央共同募金会など公益団体による助成金にたよっています。

女川さいがいFMの場合は町の八割の建物が失われるなど
地域が壊滅的被害を受けた状況もあり、町には資金的余裕もなく、
当初は東京のボランティア有志による寄付金をもとにスタートし、
途中から前述の日本財団などの助成金を活用させていただき、
自治体からは一切の金銭的負担を受けずに運営を続けてきました。

しかしこうした助成金は元々、震災が発生した2011年度のみのもので
当初2か月~1年程度の予定でスタートした活動が
町内外からの多くの要望を受け長期化してきた中で打ち切られてしまいました。

正直申し上げて、放送継続にあたってはかなり苦しい状況にあります。

こうした状況は他局も含めて同じであり、度々、新聞などメディアで紹介されました。

毎日新聞 3/8日付記事
大阪・毎日放送ラジオ ネットワーク1.17ポッドキャスト 2/27日分

またTwitterを通じて、他の臨時災害放送局と
この問題について意見表明したものはこちらにとめられています。

「臨時災害FM、半数超が恒久化 被災3県の11局移行へ」に関しての反応。

このうち、現地スタッフの人件費については
2013年度から内閣府の緊急雇用制度を活用し、
その一部を女川町より助成いただけることになりましたが、

人件費の不足分やスタジオとして使っているプレハブの事務所代、
取材に動くためのガソリン代、スタジオ・送信所の電気代、通信費など
放送運営に必要な経費は毎月60万円程程度かかります。

さらにこれまでは被災地支援として、
無料・減免措置がとられていた音楽著作権使用料などについても新たに
負担を求められており、今後、経費が増えること避けられません。

コミュニティFM化し、商業放送としてスポンサーをつけてはどうか?
というご意見もいただきますが、地域経済も壊滅している中で、
現状ではすぐに地元企業などからのスポンサーがつく見込みもありません。

そのため、現在はこうした経費の不足分については
代表はじめ当初より運営にかかわる東京のボランティア有志で
自己負担し、なんとかしのいでいる状況です。

そこで、女川さいがいFMでは
活動趣旨に賛同していただき、ご協力いただける
個人・企業・団体の皆様より広く寄付をお願いしています。

ご検討の程どうぞよろしくお願いいたします。

追記
もとよりの財政難に加え、当初より参加していたスタッフが
出産や家庭の事情で離脱するなどして人手が不足し、
このままではさらに放送時間や番組数を縮小せざる得ないところまで
追い込まれたこと、

またそれに伴って経費負担がさらにかかること、

さらには震災5年という節目がきたことから総合的に判断し、
2016年3月末で放送終了することとなりました。

放送終了の発表(リリース(PDF))→こちらからダウンロード

しかし、無事に最終回を迎えられるかわからないほどに
FMの財政は逼迫しております。

そこで、無事に最終回を迎えられるように、2か月分の経費と撤収経費の一部
120万円を目標として、皆さんにご寄付をお願いしたく思います。

また企業様については協賛や番組提供といった形での対応も可能です。
(その場合はメール info@onagawafm.jp までお問い合わせください。)

なにとぞご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

寄付してくださった団体・企業さま

(個人についてはプライバシー保護のため掲載していません。)

  • ユ)ALFADEPOT タ様
  • 江戸川大学、江間ゼミ様
  • 女川町復興連絡協議会様
  • 神奈川県立 久里浜高校同窓会(黒船会)様
  • ギュウゾウ農場様
  • KDDI株式会社様
  • 株式会社ケネック様
  • 四天王寺学園様
  • 下北沢カレーフェスタ様
  • 下北沢商店街様
  • NPO法人 白浜レスキューネットワーク 代表 藤藪庸一様
  • 株式会社高政様
  • 筑後川マラソン様
  • 株式会社ドワンゴ様
  • 新沼海事代理士事務所 新沼様
  • ニッポンタンパクラブ様
  • 有限会社ネオローグ 津田大介様
  • BIS研究員有志様
  • BIS非公式イベント様
  • 社団法人日本フィランソロピー協会様
  • 復興応援”まっちゃん&ぬくぬくつながりの会”様
  • 桃神祭日産スタジアム 参加の皆様
  • モノノフ文化祭 参加の皆様
  • モノノフ自転車部様
  • 上野モノノフイベント様
  • 東北モノノフイベント様
  • 秋田有安会有志様
  • 秋田ノフ有志様
  • LPトユカイノフタチ様
  • ユフイスト一同様
  • (五十音順)

本件に関するお問い合わせは
女川さいがいエフエム 担当:松木・大嶋までお願いいたします。
電話番号 (090)6499-6617
メールアドレス info@onagawafm.jp