2012.06.19
山形県南陽市立中川小学校の修学旅行
6月8日(金)に女川高校グラウンドのきぼうのかね商店街とマリンパル女川に、
山形県南陽市立中川小学校の六年生の児童が修学旅行で訪れ、
きぼうのかね商店街ではかふぇさくら(ダイシン)・阿部新・アートギルドに女の子9名、
マリンパル女川ではマルキチ阿部商店に男の子3名、
計12名の児童が職業体験を行っていきました。
今回は、かふぇさくらで職場体験をしていた児童3名にお話を聞いてきました。
かふぇさくらの前でオレンジ色のエプロンをつけたAさんとBさん2人が、慣れない手つきで、マーマレードの販売。
お客さんが来ると、ハニカミながらもしっかり売っていました。
店内に入ると、かふぇさくらの店員さんに珈琲の入れ方を、真剣な面持ちで教わっているCさんがいました。
初めてコーヒーを淹れるというAさん・Bさん・Cさんはその後、3人で協力をしてお客さんにコーヒーを出していました。
今日、かふぇさくらでのお仕事はどうでしたか?との質問に
「いっぱいやる事があった。難しかったけど、楽しい」
「作るのが難しかったり、簡単だったり、楽しかった」
と、それぞれ答えてくれました。
また、Bさんは「コーヒーは家に帰ったら淹れてみたい」とも。
なぜ、今回女川町に来ようと思ったのかを、引率の先生にたずねたところ
「同じ東北にいて、(震災の被害の)実際を知らずに大人になるのはどうなんだろうと思った。1年経った今でも、生活が大変な人がいるという事実を知ってほしかった」
児童のAさんは
「震災があってから、大変なことがあったと思うから、少しでもお手伝いになれば」
と答えてくれました。
女川町の観光協会では、人数が20名ほどであれば、職場体験なども可能で、20人を超える場合は工場見学や案内なども積極的に実施する予定です。
「女川町観光協会」
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