2011.10.27
台風15号発生時の臨時災害放送から
女川町は東日本大震災後、地盤が70cm以上下がってしまい、
元の市街地、港では満潮時などに冠水被害が発生していました。
その後、道路を盛り土するなど対策がとられていますが、
9月21日〜22日の台風15号により、
それら盛り土・かさ上げされたエリアも含めて
水浸しとなり、石巻方面へ連絡する道路や
女川町内の道路のかなりの箇所が通行不能となりました。
町内では仮設住宅や生き残った住宅地も含め、
床上浸水などの被害が出て、一時は自衛隊による救助要請も
出されるなど深刻な被害がでました。
女川さいがいFMでは21日朝の通常番組放送終了後から、
町内の道路や学校の授業打ち切り情報を皮切りに
臨時災害放送を開始。
役場からの情報だけでなく、
町内各地をスタッフやリスナー諸氏の協力も得て独自取材した他、
また石巻市・宮城県などへの取材も交えて22日夕方6時まで
休み無く最新情報の放送を行いました。

防災無線の通じない仮設住宅などでは放送が役に立ったとの声も
いただきましたが、一方でひとたび大雨が降れば
町が分断されてしまう事実があきらかとなり、
スタッフさえも簡単に局にあがってこられないという状態が続き、
大変苦労しました。
また石巻市内にある仮設住宅には電波が届かず、
放送と同時にツイッターやwebサイトで発信していた情報や
サイマルラジオで情報を届けていましたが、
ごく一部の人しか持っていないネットデバイスでは
限界があるとのご指摘をいただきました。
女川さいがいFMでは今回の教訓を女川町役場にも伝え、
同じ町民として、より皆さんの役に立つ、皆さん目線で必要な
情報を届けられるよう努力していきたいと考えています。
今回は当日の様子を知っていただくために、
21日夕方と22日朝の放送の様子をポッドキャストでも公開いたします。
当日ツイッターで発信していた情報→http://twilog.org/onagawaFM/date-110921

台風15号翌日清水地区









