女川さいがいエフエム　79.3MHz：臨時災害放送局

宮城県警察で警察官の緊急増員
宮城県警察では、被災地の安全対策の一環として、全国から緊急増員の警察官を特別出向者として受け入れることになりましたので、お知らせします。

今回、緊急増員した理由は、

• 被災地の安全・安心を確立するためのパトロール機能の強化
• 被災地の交通の安全と円滑を確保するための体制強化
• 震災に乗じた犯罪の取締り強化のための体制強化

の３点が挙げられます。

宮城県警察への出向人数は２７０人で、出向期間は、今年の２月１日から来年の３月いっぱいのおよそ１年間です。

特別出向の警察官の約半数は、被災地を管轄する９つの警察署に配置され、仮設住宅の巡回やパトロールなどを重点的に行うことになっています。そのほかの警察官は、パトカーでのパトロールやがれき搬送ルートにおける交通整理などを行います。
出向して来る警察官は、即戦力となる若手警察官が中心となっており、そのうち８０人近くは、宮城県の出身など、宮城県にゆかりのある人です。それらの出向者は、郷土の復興に役立ちたいという熱い思いを持って志願してきており、それだけに、郷土の安全・安心を守ることについて、大きな責任感を持っています。
その他、出向して来る警察官の中には、宮城県になじみの少ない人もいますので、県民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。

なお、今回の出向者が任期を終えて、本来の県へ戻った後には、継続して他県警察から新たな警察官が特別出向されることになっています。
宮城県警察からのお知らせでした。